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僕のインスタグラムのDMに
韓国留学では住民票を抜かないですか?
転出届を出した方がいいですか?
というDMがよく届きます。
韓国留学において転出届を出して住民票を抜くべきかどうか悩む人が多いでしょう。
僕は半年の留学、さらに1年間のワーキングホリデーでも転出届は提出していません。
なぜなら住民票を抜いてしまうと、デメリットの方が多いと感じたからです。
もちろん日本の制度では1年以上、海外に滞在する場合は国外転出届を提出しなければいけません。
本記事では韓国留学で問題になる住民票や転出届について解説します!
韓国留学のために転出届を抜くことでどのような影響があるのか、またメリットデメリットをまとめました。
語学堂に通いたい方や韓国ワーホリの準備をしている方は、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
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海外転出届を出すとどんな影響がある?

海外に長期滞在する際は、住民票の取り扱いに注意が必要です。
特に韓国留学の場合「転出届」を出すかどうかで、税金や保険、年金などの負担が大きく変わってくるでしょう。
通常、韓国留学で滞在が1年以上になると予想される場合は、住民基本台帳法に基づいて住民票を抜く手続きが求められます。
ただし、その決定には慎重な検討が必要です。
なぜなら転出届を出す際にはビザ申請や日本の社会保障制度への影響、韓国留学による非居住者としての扱いなど、考慮すべき要素がたくさんあるから。
具体的には海外転出を届け出ることで、次のことに関する影響があります。
- 国民健康保険
- 国民年金
- 住民税
- NISA
- 銀行口座
- 失業保険
税金関連、社会保険、年金の扱いなど重要なポイントをしっかり押さえておく必要がありますよ。
国民健康保険の資格喪失
住民票を抜くと、国民健康保険の被保険者資格を失うことになります。
つまり日本に住民登録がない「非居住者」は、地域の国民健康保険に加入できません。
1年以上の長期滞在で「海外転出届」を提出すると住民票が除かれるため、国民健康保険料の支払い義務がなくなるんです!
もちろん一時帰国などの際には、治療費が10割負担になります。
韓国留学中は語学堂通学のD-4ビザやワーキングホリデーであれば、韓国入国6ヶ月後に現地の健康保険に加入することに。
そのため最初の6ヶ月は韓国の留学生向け保険に加入するか、クレジットカード付帯保険などを活用するのが一般的です。
ただ日本の国民健康保険に加入していれば、韓国で支払った医療費が返金される制度もあります。
親の扶養で加入している保険の場合は、各保険会社を確認してみてください。
さらに日本の健康保険に加入している場合、自動加入される韓国の健康保険が免除できる場合があるそうです。
入国後5ヶ月すぎた後に申請できるようなので、僕もしてみようかと思っています。
国民年金の支払いが選択可能に
住民票を抜いて海外転出すると、国民年金の強制加入義務がなくなります。
つまり年金保険料を支払わなくてよくなるんです!
「住民基本台帳法」により、国内に住所がない海外転出者は国民年金の第1号被保険者ではなくなります。
もちろん支払わなくてもよくなるので、将来受け取る金額が減ってしまうのがデメリット。
将来の年金受給資格を確保しておきたい場合は、任意加入制度を利用できます。
海外に居住しながら日本の年金に引き続き加入することが可能です。
韓国留学で住民票を抜いた学生の中には、留学期間中は年金保険料を支払わず貯金や学費に充てるケースもあります。
一方で将来の受給額を維持するため、海外在住のまま任意で支払いを続ける人もいるでしょう。
年金は将来的な生活の基盤となるため、海外滞在中の支払いは慎重に検討する必要があります。
個人で貯蓄や投資ができる方は、そちらも合わせて取り組むと将来の不安軽減に。
僕は積立NISAをしていましたが、留学に合わせて解約することに…。
その理由は後ほどお伝えしますね!
住民税がなくなる
海外転出届を提出し住民票を抜くと、住民税は課税されなくなります。
これは、住民税が国内に住所を有する人を対象としているからなんです。
日本の住民税は前年度の所得に基づいて課税されますが、長期間海外に居住し「非居住者」として扱われると原則として翌年度分から住民税の請求はストップします。
ただし年度の途中で転出した場合は、すでに課税されている分を一括で納める必要もあるので要注意が必要です。
基本的には1月1日時点で住民票がある地域の市民税を支払わなくてはなりません。
通知書が届く6月頃までに転出届を提出し留学する場合は、納税通知書を本人の代わりに国内で受け取り納税する「納税管理人」の設定が必要になります。
該当しそうな方は、各市町村で詳細をチェックしておきましょう。
住民税がかからなくなるメリットはありますが、帰国後に再び住民登録をした時点で所得に応じた住民税が発生します。
長期的な計画を立てる際は、このあたりも考慮しておくといいでしょう。
NISAの口座が解約になる
海外転出で住民票を抜くと、NISA口座が原則利用できなくなります。
NISAは国内居住者向けの制度。
海外に住所を移すと非居住者扱いとなり、口座維持が認められないんです。
金融商品取引法のルールに基づき、金融機関は顧客の居住区分を確認します。
転出後はNISA口座が強制的に一般口座や特定口座へ移されて非課税措置の対象外となるため、運用方法が変わってしまうことに。
韓国留学で非居住者になる予定の人は、出国前にNISA口座内の商品の売却を検討しましょう。

1年未満のワーホリでは海外転出届を出さないと決めましたが、今後のことを考えて一旦NISAは解約することにしました。
銀行口座が凍結・解約になる可能性あり
住民票を抜いて海外転出すると、国内の銀行口座にも注意が必要です。
法律上、海外に居住する日本人の銀行口座保持は認められていますが、銀行によっては長期の海外在住を理由に口座維持が難しくなるかもしれません。
マネーロンダリング防止や本人確認のため、金融機関のリスク管理が厳しくなっているからです。
口座開設時の「日本国内居住」という前提条件を満たさなくなると、解約や凍結のリスクが…。
韓国留学で転出届を出した人の中には、銀行から口座継続の手続きを求められた事例もあるようです。
海外転出する方は、各銀行のホームページなどで海外在住中の口座利用方針を確認することをおすすめします。

僕は将来に備えて、ソニー銀行を開設しました。
ソニー銀行であれば一部制限はあるものの海外在住者も口座の保有が認められていますよ。
失業保険の受給資格がなくなる
海外転出による影響の一つが、失業保険の受給制限です。
失業保険は日本国内での就職活動を前提としているため、海外に長期滞在する場合は要件を満たしません。
海外への出国や日本での就職意思がない人は失業保険の受給対象外。
退職後すぐに住民票を抜くと、失業保険を受け取り切れないまま資格を失うリスクがあるんです。
例えば、退職後すぐに留学を検討している場合。
本来なら失業保険を受給できる期間が残っていても、すぐに韓国留学の転出届を出した時点で国内での求職活動ができないと判断され、支給が停止または終了してしまうことに。
失業保険を最大限に活用したい場合は、出国のタイミングやハローワークでの手続き時期を慎重に検討する必要があります。
ただあくまで失業保険は、働く意思のある人が受け取れる給付金であることを忘れないように。
韓国留学で住民票を抜くデメリット

ここまで海外転出をした時の影響についてまとめました。
ここでは住民票を抜くことで生じるデメリットを把握しておきましょう!
一時帰国の時に健康保険が使えない
保険料を支払わなくてよくなるので、毎月の出費が少し減るので嬉しい話ですが…
日本国内で健康保険が使えないことになります。
健康保険を持っていれば約3割負担になる日本の医療。
住民票を抜いてしまうことで、10割全ての治療費が自己負担になるんです。
一時帰国の際にけがや病気をした場合、全額自己負担になってしまうことをあらかじめ認識しておきましょう。
銀行口座を変更しなければいけない
日常的に使っている銀行はどこでしょうか?
海外に転出届を出してしまうと、口座を所有できない金融機関が多くあります。
日本国内に居住していないことがわかってしまうと今使っている口座が凍結してしまう可能性も。
そのため、住民票を抜く前に所有している銀行口座が引き続き使用できるかを確認しておきましょう。
下記に簡単にまとめたので参考にしてみてください。
ゆうちょ銀行 | 非居住者届けを提出したうえで保有は可能可能な限り、解約を推奨 |
三井住友銀行 | 月額220円で別サービスに加入 |
みずほ銀行 | 海外勤務者向けの送金サービスあり |
りそな銀行 | 非居住者円預金あり |
楽天銀行 | 口座解約 |
ソニー銀行 | 日本国内の連絡先を登録、引き続き利用可能 |

僕は楽天銀行を主に使っていましたが、海外転出届の提出に備えてソニー銀行を開設しましたよ!
帰国の際に様々な手続きが必要になる
海外での生活が終了後に日本で居住する場合は、様々な手続きをすることになります。
保険関係や税金関係、運転免許などなど…。
解約は簡単にできるものがほとんどなものの、新たな契約や申請には必要な書類が多くあることも。
面倒な手続きが増えてしまうことも、デメリットと言えるでしょう。
韓国留学で海外転出届を出すメリット

では韓国留学をする時に海外転出届を出して住民票を抜くメリットはあるのでしょうか?
1年未満の韓国留学であれば、抜く必要はないのが正直なところ。
メリットをあげるとしたら、次のようなものがあります。
国民健康保険や住民税など税の負担が減る
健康保険料や税金類の支払いがなくなるので、金銭面での負担が減ります。
韓国留学中はアルバイトができたとしても、制限があるなどあまり稼ぐことができません。
そのため少しでも金銭面の負担を減らしたい人にはメリットといえます。
ただ国民健康保険に入っていることで、海外でのいざという時の保険の代わりとしても使えることがあります。(参考:海外医療費支給制度)
マイナンバーカードが継続利用可能に!
令和6年より国外転出後もマイナンバーカードを継続して利用できるようになりました。
そのため帰国した時に作り直す必要はなし!
ただし国外転出者向けマイナンバーカードに切り替える必要があるので注意です。
ワーホリや1年未満の留学なら住民票を抜かなくてOK

韓国留学する上で大切な住民票や転出届について解説しました。
結論、1年未満の韓国生活なら住民票は抜かない方がいい。
1年以上の韓国留学であれば、転出届を提出して住民票を抜きましょう。
日本に住んでいるか住んでいないかで、様々なことに影響します。
韓国に入国してしまうと、外国人登録証が発行されるまでは帰国することができません。
日本にいない間に問題が起こらないように、準備をしっかりして韓国留学を楽しんでくださいね。