※本記事は、プロモーションを含みます。
ほぼ無料で通うことができる職業訓練。
毎年20万人ほどが制度を利用しスキルアップに繋げています。
しかし職業訓練に通うか悩んでる方の多くが、次のような不安を持っています。
本当にスキルアップするの?
ついていけるか心配だから、実際に通った人の声が聞きたい。
本記事では、実際に通った筆者が感じた職業訓練のメリットやデメリットを徹底解説いたします。
この記事を読めば、職業訓練に行って就職に役立てられるかを判断できるようになるでしょう。
ぜひ、最後まで読んでいってくださいね。
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職業訓練とは?
主に求職者が希望する仕事に就職できるようにするために、スキルや知識を習得できる公的制度です。
数ある訓練校の中から身につけたいスキルが学べるところを選び、ハローワークを通じて応募します。
期間は2ヶ月〜2年と訓練校ごとに異なっており、受講手当などのお金をもらいながら通うことができます。
国が国民の就職を後押しする制度であるため、基本的に費用は無料(テキスト代など一部有料)でスキルを学ぶことができます。
主に求職者が利用できる職業訓練ですが、手当の違いで大きく分けてふたつに分けられます。
- 公共職業訓練
- 求職者支援訓練
公共職業訓練
公共職業訓練は、主に雇用保険受給者が受けられる職業訓練です。
IT系や介護、機械系やデザインなど幅広い分野の訓練校が用意されています。
雇用保険の受給期間が1/3以上残っている人であれば誰でも応募できすることができ、通学中に受給期間が終わってしまう人でも、卒業するまで延長して雇用保険を受け取ることが可能です。
求職者支援訓練
求職者支援訓練は、主に雇用保険を受給できない人が受けられる職業訓練ですが、令和4年7月1日より雇用保険受給者も受講できるようになりました。
主にIT系のスキルや介護分野の訓練校があります。
雇用保険を受給していない人は、月10万円の給付金と就職サポートが受けられるようになります。
職業訓練のメリット
ここまで、職業訓練の大まかな説明をしてきました。
雇用保険の受給に関係なく、給付金を受け取りながら無料でスキルを身につけることができるところがとても魅力的に感じることでしょう。
ではここからは、より具体的に職業訓練のメリットについて考えていきます。
職業訓練のメリットは、次のようなことがあげられます。
- 未経験でも挑戦できる
- 職場での自信やスキルアップにつながる
- 手当の充実。手続きの簡略化。
未経験でも挑戦できる
IT業界など専門性のある職業訓練の受講生は、業界未経験者が多い傾向にあります。
なぜなら専門性の高い業種になればなるほど、未経験者の就職は難しいものになるからです。
職業訓練を利用することで、そのような新しい分野にも挑戦できます。
私もほぼ未経験でwebマーケティングやデザインが学べる職業訓練に通いました。
飲食・ファッション業界など他業種で働いていた方が多く、パソコンをほとんど触ってこなかった方も数名いらっしゃるほどでした。
職場での自信やスキルアップにつながる
職業訓練は、国や都道府県が運営している訓練校の他に委託された民間業者が行っているものも多くあります。
民間業者では、職業訓練で生徒を受け入れるだけでなくスキルアップを考えている人に向けての有料講座を実施しているところが数多くあります。
職業訓練という名前に変わることによって、有料級の講座を受けることができるのです。
実際に私が通った職業訓練校も、民間業者として数万円の講座も開催しているところでした。
また、人材派遣業もしており様々な会社との繋がりもあり就職支援にも役立てられていました。
手当の充実。手続きの簡略化。
職業訓練に通うことで様々な手当がついてきます。
雇用保険受給者の方がより手厚い手当を受け取ることができますが、授業にかかる費用はどちらも無料(テキスト代のみ有料)です。
そのほかに教室に通う場合は通所手当が受け取れます。
さらに、雇用保険受給者は通常よりも給付にかかる手続きが簡略化されます。
公共職業訓練であれば、ハローワークでの認定日が免除となり訓練校で手続きが一括で終えられます。
求職者支援訓練では、訓練校のスケジュールに組み込まれた認定日にハローワークに行く必要があります。
通常求められる求職活動実績は不要になり、代わりに職業訓練窓口の担当者と30分〜1時間ほどの職業相談を受ける形になります。
その際に、担当者から「就職先の選定」などの1ヶ月の課題が言い渡されます。
私は求職者支援訓練だったので、職業訓練窓口で就職相談を受けました。
専属の方がついてくれたので、一貫したサポートを受けることができました。
月に一回ハローワークに通う必要があったものの、課題が毎回言い渡されるので求職活動実績は特に考えなくてよかったです。
職業訓練のデメリット
将来への希望を感じられるメリットばかりでしたね。
ですが、こんな魅力的な制度も人によってはデメリットの部分が上回ってしまうこともあります。
職業訓練に入学してから後悔しないためにも、今のうちにデメリットもしっかり把握しておきましょう。
職業訓練のデメリットは、次のようなことがあげられます。
- 次の就職まで時間があいてしまう
- 学んだことが役に立つとは限らない
- 欠席の分だけ受給額が減ってしまう
次の就職まで時間があいてしまう
職業訓練の期間は2ヶ月から長いところだと2年に及ぶカリキュラムが組まれているところがあります。
多くの方は2ヶ月〜6ヶ月ほどになるでしょうが、少し時間があいてしまい貯金がないと今までと同じ生活を保つことはできないでしょう。
次の転職先が決まっている状態で離職できる人はごくわずか。
人生の休憩時間と切り分けて、あいた時間を有効的に使うようにすればデメリットもカバーできるでしょう。
学んだことが役に立つとは限らない
職業訓練では、それぞれの分野に特化したスキルを学ぶことができます。
しかし、その全てが次の就職先で役に立つとは限りません。
あるいは違う分野にいけば、職業訓練で学んだことが一切役に立たなかったということになりかねません。
もちろん、就職支援という面では各訓練校で履歴書・職業経歴書の書き方や面接の受け方などを学ぶことができます。
新しい業種に挑戦することは、授業についていけなくて挫折する可能性があることも頭に入れておきましょう。
webマーケティングを学びたくて訓練校を選びました。
HTMLなどのコード系の授業があり、新しい学びになったものの役に立っている訳ではありません。
欠席の分だけ受給額が減ってしまう
お金がもらえて楽できる理由で職業訓練に行く人にありがちなのが、学校をサボることです。
授業を欠席する場合は、届けを提出しなければなりません。
特定の理由で欠席する場合は、証明書を提出することで欠席が認められペナルティはありません。
しかし証明書を提出できないようなズル休みなどをすると、欠席した日の給付金等は受給できなくなってしまいます。
また、欠席が多くなると退校せざるを得なくなる場合があるので注意しましょう。
職業訓練を受ける前にするべきこと
ここまで、職業訓練のメリットとデメリットの両面について考えてきました。
それらを踏まえてこれから職業訓練を受講するか検討されている方は、デメリットをカバーするために次のことについて考えてみてください。
- 目的と目標を明確にする
- 時間やお金の確保
- 訓練校をしっかりと検討する
目的と目標を明確にする
まずは、目的と目標を明確にするとこ。
職業訓練が始まってしまうと毎日の授業のことで頭がいっぱいになってしまい、本来の目的や目標を忘れてしまうことがよくあります。
また給付金目的のためだけに職業訓練に行き始めてしまうと、授業がつまらなくなったり就職が面倒になってしまうなど時間を無駄にすることになりかねません。
職業訓練の受講申請の際にも聞かれることなので、検討中の方は自分を見つめ直す時間を設けてみてください。
時間やお金の確保
次に、時間とお金の問題です。
職業訓練は、毎日6時間ほどの授業が平日ほぼ毎日あります。
その間に就職活動も進めることになるため、思っている以上に忙しくなってしまいます。
授業はしっかりと受けつつ、計画的に就職活動も進めていきましょう。
また、給付金だけでは離職前のような生活を維持できない人が多くいます。
職業訓練中はアルバイトをしてはいけない訳ではありません。
勉強の邪魔にならない息抜き程度に、アルバイトをして生活費を補填するのも良いでしょう。
失業保険受給者のアルバイトには、さまざまなルールがあるので注意が必要です。
訓練校をしっかりと検討する
最後に、訓練校についてです。
職業訓練に行くためには、ハローワークで受講申請をした後に各訓練校で書類選考や試験、面接などがあります。
不合格になってしまった場合は再度受験することができますが、基本的に受講申請を2校以上一緒にすることはできません。
また合格して入校できたとしても、数日通ってみると思っていた授業と違っていたなんてこともあります。
各職業訓練校では、説明会や見学会が行われています。
校舎や授業の雰囲気、取り扱うテキストなども見ることが可能です。
興味のある訓練校をいくつか比較してみると良いでしょう。
まとめ
職業訓練のメリットやデメリットを徹底解説いたしました。
再度、振り返って振り返っておきます。
職業訓練のメリットは、次のようなものがありました。
- 未経験でも挑戦できる
- 職場での自信やスキルアップにつながる
- 手当の充実。手続きの簡略化。
一方デメリットは、次のものをあげました。
- 次の就職まで時間があいてしまう
- 学んだことが役に立つとは限らない
- 欠席の分だけ受給額が減ってしまう
また職業訓練の受講申請を行う前に、考えるべきこともお伝えしました。
- 目的と目標を明確にする
- 時間やお金の確保
- 訓練校をしっかりと検討する
職業訓練はとても素晴らしい制度です。
しかし、ひとつ間違えることで時間の無駄になってしまう可能性もあります。
メリットだけでなくデメリットも理解して、ぜひ就職活動に役立ててみてください。